月夜の呪われ王子と追放王妃~力のない聖女などいらないと厄介払いしたのをお忘れですか? 辺境の地で幸せを掴みましたので、今さら謝られても戻りません
「愛している。言葉で足りるものかわからぬが、それでも伝えたい」
息が触れ合うほど近くで、低く囁かれる。
「これからの人生すべてを使って、何度でも言う。何度でも証明する。キミは私の選んだ人だ、と――」
言葉の続きを唇で塞ぐように、レオナールが顔を傾けた。
触れた唇はとても静かで、ひどく甘かった。
外を吹く風のざわめきも、結界の輝きも、遠くに消えていく。
長い口づけののち、彼はそっとエミリアの額にもキスを落とす。
「これからよろしく、私の愛しい王妃」
「はい、こちらこそ。私の愛する陛下」
彼の腕に包まれたまま、エミリアは静かに目を閉じる。
その夜、エミリアは初めてレオナールの隣で眠りについた。
息が触れ合うほど近くで、低く囁かれる。
「これからの人生すべてを使って、何度でも言う。何度でも証明する。キミは私の選んだ人だ、と――」
言葉の続きを唇で塞ぐように、レオナールが顔を傾けた。
触れた唇はとても静かで、ひどく甘かった。
外を吹く風のざわめきも、結界の輝きも、遠くに消えていく。
長い口づけののち、彼はそっとエミリアの額にもキスを落とす。
「これからよろしく、私の愛しい王妃」
「はい、こちらこそ。私の愛する陛下」
彼の腕に包まれたまま、エミリアは静かに目を閉じる。
その夜、エミリアは初めてレオナールの隣で眠りについた。