初恋の続きはトキメキとともに。
……寝たの、3時過ぎだったもんね。
今日も朝から仕事なのに、夜更かししてしまった。
そっと体を起こし、乱れた髪を手櫛で軽く直す。
洗面所で鏡を見ると、ほんの少しだけ目の下にクマができていた。
でも、それが気にならないくらい、不思議と表情は明るい。
その時、背後で布団がかさりと動く音がした。
振り返ると、洸くんがまだ半分夢の中みたいな顔で笑っていた。
「おはよう。……もう起きるの?」
「おはようございます。はい、そろそろ準備始めないと、出社時間に間に合わなくなりますよ」
「……あと5分だけ」
そう言って洸くんは腕を伸ばし、私の手首をゆるく掴む。
ベッドの中に引き摺り込まれ、あっさりと腕の中に囲われてしまった。
「……寝不足なのに、なんだかスッキリした顔してますね?」
「昨日、ちゃんと遥香と話せたからね」
「……私も、ずっと抑え込んでいた胸の中の不安が消えました」
「良かった。これでやっと両想いになれた気がするよ。――もう絶対離さないから」
寝起きの掠れた声でそう言って、洸くんは冗談めかして私をぎゅーっときつく抱きしめる。
息が苦しくなるほどの抱擁に、私は頬を少し赤らめ、くすくすと小さく笑った。
昨日まで黒く塗り潰されていたのが嘘のように、今の私の心は爽やかに晴れ渡っていた。
……勇気を振り絞って、心の内を全部曝け出して良かった。
あと2時間もしたら、また年度末の慌ただしさに忙殺される。
寝不足の今、きっと体力的にはしんどいだろう。
でも、それをものともしないくらい心は軽く、気力に満ち溢れている。
今ならいつも以上のスピードで仕事を捌けそうな気がした。
今日も朝から仕事なのに、夜更かししてしまった。
そっと体を起こし、乱れた髪を手櫛で軽く直す。
洗面所で鏡を見ると、ほんの少しだけ目の下にクマができていた。
でも、それが気にならないくらい、不思議と表情は明るい。
その時、背後で布団がかさりと動く音がした。
振り返ると、洸くんがまだ半分夢の中みたいな顔で笑っていた。
「おはよう。……もう起きるの?」
「おはようございます。はい、そろそろ準備始めないと、出社時間に間に合わなくなりますよ」
「……あと5分だけ」
そう言って洸くんは腕を伸ばし、私の手首をゆるく掴む。
ベッドの中に引き摺り込まれ、あっさりと腕の中に囲われてしまった。
「……寝不足なのに、なんだかスッキリした顔してますね?」
「昨日、ちゃんと遥香と話せたからね」
「……私も、ずっと抑え込んでいた胸の中の不安が消えました」
「良かった。これでやっと両想いになれた気がするよ。――もう絶対離さないから」
寝起きの掠れた声でそう言って、洸くんは冗談めかして私をぎゅーっときつく抱きしめる。
息が苦しくなるほどの抱擁に、私は頬を少し赤らめ、くすくすと小さく笑った。
昨日まで黒く塗り潰されていたのが嘘のように、今の私の心は爽やかに晴れ渡っていた。
……勇気を振り絞って、心の内を全部曝け出して良かった。
あと2時間もしたら、また年度末の慌ただしさに忙殺される。
寝不足の今、きっと体力的にはしんどいだろう。
でも、それをものともしないくらい心は軽く、気力に満ち溢れている。
今ならいつも以上のスピードで仕事を捌けそうな気がした。