Good day ! 6
「あの、JWAでは現在、Mixed Fleet Pilotの方は何人いらっしゃるのですか?」
取り敢えずそう聞いてみる。
「それが2人しかいないんだ。5人で始めたんだが、3人がラストフライトを迎えてね」
その3人に、間違いなくこの佐倉教官も含まれているのだろう。
「では今現役のお二人は、どなたなのですか?」
「君が入社してすぐに、機長訓練を担当したキャプテンだよ。伊沢キャプテンと藤崎キャプテン」
「ああ! あの女性の? すごい方ですよね、藤崎キャプテン。にこやかで控えめで、最初にお会いした時は、本当にパイロットなのかと信じられませんでした。大和撫子とはこういう女性のことを言うのだなと思っていたら、操縦桿を握るなりキリッとかっこ良くなって……って、え?」
思わず興奮気味に話していると、なにやら不穏な空気が漂ってきて、大翔は言葉を止める。
さっきまでとはうって変わり、教官が鋭い目つきで睨みを利かせていた。
「あの、なにか?」
「いや、なにも?」
絶対にそんな訳はない。
だがあまりの圧に、大翔は口をつぐんだ。
「それで? 相澤くん。Mixed Fleet Pilot、やってくれるよね?」
そう尋ねる教官は、口元に笑みを浮かべているが、目は全く笑っていない。
「は、はい。喜んで」
大翔はそう答えるしかなかった。
取り敢えずそう聞いてみる。
「それが2人しかいないんだ。5人で始めたんだが、3人がラストフライトを迎えてね」
その3人に、間違いなくこの佐倉教官も含まれているのだろう。
「では今現役のお二人は、どなたなのですか?」
「君が入社してすぐに、機長訓練を担当したキャプテンだよ。伊沢キャプテンと藤崎キャプテン」
「ああ! あの女性の? すごい方ですよね、藤崎キャプテン。にこやかで控えめで、最初にお会いした時は、本当にパイロットなのかと信じられませんでした。大和撫子とはこういう女性のことを言うのだなと思っていたら、操縦桿を握るなりキリッとかっこ良くなって……って、え?」
思わず興奮気味に話していると、なにやら不穏な空気が漂ってきて、大翔は言葉を止める。
さっきまでとはうって変わり、教官が鋭い目つきで睨みを利かせていた。
「あの、なにか?」
「いや、なにも?」
絶対にそんな訳はない。
だがあまりの圧に、大翔は口をつぐんだ。
「それで? 相澤くん。Mixed Fleet Pilot、やってくれるよね?」
そう尋ねる教官は、口元に笑みを浮かべているが、目は全く笑っていない。
「は、はい。喜んで」
大翔はそう答えるしかなかった。