Good day ! 6


翌日。
約束の時間にマンションまで迎えに来た大翔の車に乗り、舞は実家に案内した。

パーティールームでは、既に野中家と伊沢家も集まり、皆で盛り上がっている。

舞と一緒に現れた大翔をひと目見るなり、こずえが目を輝かせた。

「やーん、超かっこいい! イケメン長身の凄腕キャプテンなんて、反則でしょー。もう、なんだってみんなJWAにばっかり集まるの? 私だってこんなパイロットと一緒に飛びたーい!」

声高に叫ぶこずえを、美羽が止める。

「ママ! パパが背中に漬物石でも背負ったみたいな顔してるよ」
「あら大丈夫よ、すぐに元気になるから。ねっ、優太?」

振り返ったこずえが伊沢ににこっと笑いかけると、途端に伊沢はシャキンとした。

「こずえ!」

ガバッと抱きつく伊沢に、こずえが真顔で「やめんかーい」と身をよじる。

「でもほんと、第二の大和さんって言われるはずね。翼くん以外に、こんなに大和さんを彷彿とさせるパイロットが存在するなんて」

今度は彩乃が、大翔を見てうっとりと呟く。

「おい、彩乃」

野中が寂しそうに呟いた。

「でも私にとっては、いつでもあなたが1番だけどね」
「彩乃……」

ガバッと抱きつく野中に、彩乃も真顔で「ちょっとやめて」と身をよじっていた。
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