29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
ぎっしりと資料が並ぶ棚の前で、レイナは今日読むものをどれにしようかと、吟味していた。レイナは将来的に刑事事件を扱いたいと考えている。しかし、事務所内に舞い込む案件は民事がほとんどだ。だから当面は民事の知識を増やした方が実務で役立つだろうとはわかっている。だが、どうしても刑事を読みたくて、つい手が伸びてしまう。そのためいつもこの場所に来ると、どっちを手に取るべきか、ちょっとした葛藤をする。
この夜も、ご多分に漏れず、同様だった。刑法と民法の重要判例集を行ったり来たりしながら、早く決めなくては、と焦る。
よし、今日は七夕だから、自分の意のままに、と刑法の昭和の頃の判例集を手に取ろうとした、その時だった。
突如、レイナは身動きがとれなくなった。そして耳元で誰かが囁いた。
「ごめん、もう我慢できない。真戸さん、好きだよ」
手にしていた本を、レイナは落とした。バサッと音を立て、本は床に転がった。
レイナは目の前が暗くなるのを感じた。
声の主が、先輩弁護士の藤川だと気づいたからだ。
この夜も、ご多分に漏れず、同様だった。刑法と民法の重要判例集を行ったり来たりしながら、早く決めなくては、と焦る。
よし、今日は七夕だから、自分の意のままに、と刑法の昭和の頃の判例集を手に取ろうとした、その時だった。
突如、レイナは身動きがとれなくなった。そして耳元で誰かが囁いた。
「ごめん、もう我慢できない。真戸さん、好きだよ」
手にしていた本を、レイナは落とした。バサッと音を立て、本は床に転がった。
レイナは目の前が暗くなるのを感じた。
声の主が、先輩弁護士の藤川だと気づいたからだ。