29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
嘘、この人、こんなカッコイイの?芸能人みたいじゃん。

目鼻立ちの整った藤川の顔立ちを見て、レイナは急に恥ずかしくなった。華恵があれだけお熱を上げていた理由が、今更ながらようやくわかった。

そうなると、尚更、言われたことの意味が理解できなかった。

「やめてください。どうして私なんか好きなんですか?ハナちゃんの気持ちは知ってますよね?それなのに、どうして?」

「武藤さんにはきっぱりお断りの返事をしてるよ。彼女はそういう対象として見られないんだ」

「そんなっ、ひどい。あんなに可愛くていい子なのに」

その時、藤川はレイナの背後にある本棚に手をついた。レイナは本棚と藤川に挟まれた。

「でも俺が好きなのは真戸さんだから」

昼間に華恵からされた質問をレイナは思い出した。あの時はあんなに大見得を切っていたのにもかかわらず、実際にはこの体たらくだ。

知らなかったからだ。人から好きだ、と言われることが、こんなにドキドキするものだ、と。

「突然だけど、今夜、一緒に過ごさない?」
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