29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡

「やっと鎧脱いだな」

さっさとしないと、自分は溶けてしまうかもしれない。

レイナはそそくさと、バスルームに向かった。入りがけに、「ガウンとスリッパはバスルームにあるよ」、と藤川は教えてくれ、レイナはドア越しに「わかった」とだけ答えた。

なんで逃げなかったかな...。終電なんか逃したって、この街ならネカフェがいくらでもあるじゃん。タクシーっていう手だってあるし。

スカートを下ろしながら、レイナは自分を責めた。

大きな鏡と、その下には大理石でできた洗面台がある。その隣は、バスタブとシャワーだ。ブラウスとスカートをハンガーにかけ、さらにその上から上着をかけて、水飛沫がかからない位置に避難させた。そして、下着を脱ぎ、洗面台に置き、上からバスタオルを被せた。

バスタブは、まだ藤川が使った形跡が生々しく残っている。先に入るべきだったかな、とレイナは少し後悔した。

なんでシャワーなんか浴びちゃうんだろう...。

何やってるんだろう、私...。

つい少し前に、肌を見せないって、決めてなかったっけ...。
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