29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「逆に質問するけど、誰が色気あると思うの?」

「女優の米倉すずえさんとか」

「わかってないな。ただ美人だっていうのと、色気あるってのは違うぞ」

しっくり来ないといった表情をしていたのを読み取られたのか、藤川は続けた。

「色っぽいからなんて理由で俺は女性に惚れないよ」

「じゃあ、なんで...」

「真戸さんの人間性かな。まっすぐで一生懸命で。それと誰に対しても平等なところだね」

「それって何か特別なことですか?」

「うん。真戸さん、田森所長の奥さんに対して礼儀正しいし、武藤さんとも仲良くしてるでしょ。そんな女性弁護士、初めて見たよ」

レイナは田森の妻が困っている時は、手を貸す。新人であるし、田森の妻も高齢なため、当然だと思っていた。また病院では雑用をこなすのが仕事であったから、身体に染み付いていたとも言える。

「実は今まで何人か女性が入ってきたんだけど、みんな気難しかった。田森所長の奥さんに挨拶もしなかったり、武藤さんの粗探ししたりさ。田森所長もああ見えて結構うるさい人だから、うまくいかなくなって、みんな辞めていったよね」
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