29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「まあ、あの試験大変だから、彼女さん構えなかったのかも。あっ、でも藤川さんは私みたいに不器用じゃないから、勉強は楽勝だったかな」

言いながら、意味がわからないなとレイナは思い、一人で笑ってしまった。連られて華恵も笑ってくれた。


「あーあ、今年の夏も家族旅行と女子会だけが私の予定なのかな…」

アイスティーのストローを掻き回しながら、華恵は言った。

「そういえば今日は七夕じゃない。ハナちゃん、藤川さんとのことをお願いしてみたらどうかな?」

華恵の瞳がキラッとした。

「そっか。それだ。さすが先輩、いいこと言いますね。近所の和菓子屋で短冊と笹、置いてありました。帰りに書きます」

「そうだね、それがいいと思うよ」

「先輩、貴重な助言、ありがとうございます」

ペコッと頭を下げた華恵をレイナは手で制した。

「とんでもない。本当はもっと応援してあげたいのに、何もできなくて悪いな、って思ってるんだよ」

「ところで、先輩は今日、お願いしたいこととかないんですか?」

綺麗にウェーブをかけた栗色のロングヘアの毛先を少し指先でいじりながら華恵が聞いた。
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