29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「すいません、こんなに高価な物をいただいてしまって」

「いいの。彼女が鬼狩りの柱でいられても困るからね」

これにはレイナも失笑してしまった。

「ありがとうございます。大切にします。でも、もったいなくて使えないです」

「いいよ。目の保養として役立てたって構わないよ」

ラッピングが終わり、蒼月から紙袋を受け取ると、藤川が支払いをした。その袋を手にした時、レイナは目頭が熱くなるのを感じ、思わず上を向いた。ツンとする感覚が下に流れるのを感じてから、正面を向いた。

「本当にありがとうございます。このご恩は忘れません」

レイナはペコリと頭を下げた。

「いいよ。その代わり、俺の誕生日も期待してるから。いろんな意味で」

「はい。何か欲しい物ありますか?」

藤川はレイナの肩を抱き寄せた。

「レイナかな」

「私、ですか?何もできませんよ」

「そのうち意味わかるから」

お客様、レシートのお返しでございます、と蒼月から呼ばれ、藤川はレジへ戻った。
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