29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
一年間の司法修習を経て、レイナは希望していた法律事務所の門戸を叩いた。そこはレイナが弁護士を志すきっかけを与えたタレント弁護士が代表を務める事務所であった。辛かった浪人中は、ここで働く自分の姿を想像して気分を上げていたぐらい、憧れ続けた所だった。
残念ながら、その事務所とのご縁はなかった。
悲嘆に暮れる暇もなく、別な職場を探し、引っかかったのが大塚にある田森法律事務所だった。所長の田森は七十八歳であり、高齢のため後継者を育成するために若手を探していたが、求人に苦労していたという。小規模な事務所で所長と所長の息子が中心だが、その息子は縁があって山陰地方に拠点を移しており、東京ではほぼ仕事をしていない。大塚の事務所は所長とレイナの先輩にあたる藤川の二人が案件を受けていたのだが、それでは回らなくなったため、新人を探していたのだった。
穏やかで気立ての良い田森と、おっとりした性格のレイナは、馬が合い、すぐに採用となった。田森がアルバイト先の院長と雰囲気が似ていたのもレイナがこの事務所を選んだ理由の一つだ。ここなら安心して働いてキャリアを積める、そうレイナは直感した。
残念ながら、その事務所とのご縁はなかった。
悲嘆に暮れる暇もなく、別な職場を探し、引っかかったのが大塚にある田森法律事務所だった。所長の田森は七十八歳であり、高齢のため後継者を育成するために若手を探していたが、求人に苦労していたという。小規模な事務所で所長と所長の息子が中心だが、その息子は縁があって山陰地方に拠点を移しており、東京ではほぼ仕事をしていない。大塚の事務所は所長とレイナの先輩にあたる藤川の二人が案件を受けていたのだが、それでは回らなくなったため、新人を探していたのだった。
穏やかで気立ての良い田森と、おっとりした性格のレイナは、馬が合い、すぐに採用となった。田森がアルバイト先の院長と雰囲気が似ていたのもレイナがこの事務所を選んだ理由の一つだ。ここなら安心して働いてキャリアを積める、そうレイナは直感した。