29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「このアマ、さっさと開けろや、コラァ!」

そこには柄の悪い男が二人いた。一人はスキンヘッドに柄シャツで、ガタイのいい男。もう一人はパンチパーマにサングラス、黒いタンクトップにゴールドのチェーンでできたネックレスをかけており、腕いっぱいにドラゴンのタトゥーが入った男だった。

まずい。

咄嗟にレイナはドアを閉めようとした。しかし寸でのところで、男たちの腕が入り、こじ開けられてしまった。

こんな輩を事務所内に入れるわけにはいかない。

意を決して、レイナは扉を閉め、廊下に出て、男たちと対峙することにした。

「お前らが扱ってる東洋海上の事故案件について、物申しに来たんだよ!」

スキンヘッドの男が鬼の形相でそう怒鳴った。

その声にレイナは聞き覚えがあった。何度か事務所に電話をかけてきており、華恵に対応させるわけにはいかないため、レイナが交代していたからだ。正確には田森からそのように指示があったため、そうしているのだ。
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