29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「なんだ!この色男は!」

パンチパーマ男は面罵した。

臆することなく藤川は、男どもに鋭い眼光を飛ばした。

「お前ら、今すぐここから出て行け!」

レイナが耳にしたことのない、冷酷な厳しい口調で藤川が暴漢二人に言い渡した。

「おいっ、やめとけ。コイツも弁護士だ。しかも結構強そうだ。ここは一旦、ずらかるぞ!」

スキンヘッド男がパンチパーマ男の肩を押さえ、無理矢理踵を返させ、そのままやってきたエレベーターに二人して乗り込んだ。

「畜生!覚えてろよ!」

エレベーターの扉が閉まる際、パンチパーマ男がそう吐き捨てるのを、レイナは呆然としながら聞いていた。

「レイナ、大丈夫?ケガしてない?」

平穏が再来すると、藤川が心配そうにレイナの頬を撫でた。

「大丈夫です。それより助けてくださってありがとうございます。藤川さんこそお身体はご無事ですか?」

「俺は野球部でスライディングの特訓してるから、これぐらいなんてことないの」

それだけ言うと、藤川はレイナを抱き締めた。
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