ハニートラップ


「……俊平がずっと呼んでるみたいだけど?」


さらっと爆弾を投下した咲に、あわあわと目を泳がせる。

高峰くんはと言えば、“なんだこのちんちくりん”とでも言う様に咲の睨みに応戦していた。



「わ、わかった、ちょっと行ってくるから!
高峰くんに失礼なこと言わないでよ!?」

焦りに焦って、部屋を飛び出す。

窓を使うのはやめておいた。なんとなくそうするべきだと思ったから。

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