エリート弁護士は秘密の双子ごと、妻を寵愛する
「今日はりょうかが、パパをひとりじめ!」
涼花はすっかり大門寺さんに心を許し、人目を憚ることなく甘え捲っている。
母親として怒るべきかと迷っていると、視線を合わせた彼に首を振られた。
どうやら、このままで構わないようだ。
「お母さんと一緒に、寝てもいいか?」
「いいよ! りょうか、パパとママと一緒に寝る!」
「ありがとう」
「どーいたしまして!」
私はすっかりと打ち解けた涼花と大門寺さんが2階に上がっていく姿を見送り、中村家のお2人と司の元へ歩み寄る。
「涼花ちゃんは、純司をあっさりと父親だって認めたのね」
「はい……。なぜなのかは、よくわからないのですが……」
「あのままずっと、うまく行けばいいんだがな」
誠くんは己の膝上にちょこんと不安そうな表情をしながら乗っている、司ヘ視線を移す。
私は彼らの前に腰を下ろすと、今にも泣き出してしまいそうな息子に問いかけた。
「司はどうして、パパが嫌なの?」
「まことくんのほうが、好きだもん……」
「ごめんね。責めてるわけじゃないの。突然パパがやってきて、涼花が懐いていたら、不安に思うのは当然だよ……」
「ママは、ぼくの気持ち。わかってくれる?」
「うん。司は、私にそっくりだから」
感受性豊かで、大人しい。
涼花はすっかり大門寺さんに心を許し、人目を憚ることなく甘え捲っている。
母親として怒るべきかと迷っていると、視線を合わせた彼に首を振られた。
どうやら、このままで構わないようだ。
「お母さんと一緒に、寝てもいいか?」
「いいよ! りょうか、パパとママと一緒に寝る!」
「ありがとう」
「どーいたしまして!」
私はすっかりと打ち解けた涼花と大門寺さんが2階に上がっていく姿を見送り、中村家のお2人と司の元へ歩み寄る。
「涼花ちゃんは、純司をあっさりと父親だって認めたのね」
「はい……。なぜなのかは、よくわからないのですが……」
「あのままずっと、うまく行けばいいんだがな」
誠くんは己の膝上にちょこんと不安そうな表情をしながら乗っている、司ヘ視線を移す。
私は彼らの前に腰を下ろすと、今にも泣き出してしまいそうな息子に問いかけた。
「司はどうして、パパが嫌なの?」
「まことくんのほうが、好きだもん……」
「ごめんね。責めてるわけじゃないの。突然パパがやってきて、涼花が懐いていたら、不安に思うのは当然だよ……」
「ママは、ぼくの気持ち。わかってくれる?」
「うん。司は、私にそっくりだから」
感受性豊かで、大人しい。