こじらせCEOの壮大すぎる初恋計画 〜二代目女社長、冷徹なライバルに理不尽な政略結婚を迫られたはずが、すべては22年前からの策略でした!?〜
24.記者
意識しているのは私だけみたいでなんだか悔しい。
向こうは相当遊び慣れているのだろうなという失礼な結論を出した遥は、教えてもらった動作テストに取り掛かった。
『あなたの年齢は?』
選択式だったので普通に自分の年齢の29歳を選んだ。
動作テストに29歳と書くのが少し恥ずかしいが、ヤスも佐久間もみんな知っているから今更だろうか。
次へ進むとメニュー画面が現れる。
「……ちょっと見にくいかも?」
薄いピンクに黒字は見えないわけではないが、部屋の中では少し見にくいなと思った遥は、コメントに記載した。
「こんなこと書いていいのかな?」
私に頼んだ時点で、ヤスも正解を求めてはいないだろうと開き直り、遥はテストをしていく。
エラーは出ずにサクサクと進んでいき、表計算ソフトにはOKばかりが並んだ。
「カフェオレにしておいた」
「ありがとう」
隼人が淹れてくれた砂糖とミルクたっぷりのカフェオレを受け取り、喉を潤す。
「ここに『a』を」
「a?」
なんで薬を1回1錠飲むのにa錠にするのか意味がわからないが、隼人に言われたまま「a」と入力すると「数字で入れてください」と表示された。
「メッセージが出た」
「今度は『!』を」
言われたまま入力すると、アプリが消える。
「あれ? 消えた」
「落ちたな」
表計算ソフトのここに「!」、ここに「アプリが落ちた」と書くように指示された遥は素直に従った。
「動作テストは予想外のものを入力したり、操作方法がよくわからない人が適当にボタンを押してもちゃんと正しく誘導できるかを確認するものだ」
「そうなのね」
「もちろん正しい方法で使った場合もテストする」
隼人は遥がテストしたOKが並ぶ部分を指差した。
「ここから先は、性格が悪い奴しか向いていない」
「あなたも性格が悪いの?」
「そうだ」
ニヤッと笑う黒豹のような男は、次はここに30文字入力しろと指示を出す。
「名前が30文字の人なんて」
「海外だったらいるかもしれないぞ」
言われてみれば確かにいるかもしれない。
日本に住んでいるのは日本人だけではないから。
遥は適当にあいうえお……と30文字打ってみる。
次へボタンを押すと、アプリはまた消えてしまった。
向こうは相当遊び慣れているのだろうなという失礼な結論を出した遥は、教えてもらった動作テストに取り掛かった。
『あなたの年齢は?』
選択式だったので普通に自分の年齢の29歳を選んだ。
動作テストに29歳と書くのが少し恥ずかしいが、ヤスも佐久間もみんな知っているから今更だろうか。
次へ進むとメニュー画面が現れる。
「……ちょっと見にくいかも?」
薄いピンクに黒字は見えないわけではないが、部屋の中では少し見にくいなと思った遥は、コメントに記載した。
「こんなこと書いていいのかな?」
私に頼んだ時点で、ヤスも正解を求めてはいないだろうと開き直り、遥はテストをしていく。
エラーは出ずにサクサクと進んでいき、表計算ソフトにはOKばかりが並んだ。
「カフェオレにしておいた」
「ありがとう」
隼人が淹れてくれた砂糖とミルクたっぷりのカフェオレを受け取り、喉を潤す。
「ここに『a』を」
「a?」
なんで薬を1回1錠飲むのにa錠にするのか意味がわからないが、隼人に言われたまま「a」と入力すると「数字で入れてください」と表示された。
「メッセージが出た」
「今度は『!』を」
言われたまま入力すると、アプリが消える。
「あれ? 消えた」
「落ちたな」
表計算ソフトのここに「!」、ここに「アプリが落ちた」と書くように指示された遥は素直に従った。
「動作テストは予想外のものを入力したり、操作方法がよくわからない人が適当にボタンを押してもちゃんと正しく誘導できるかを確認するものだ」
「そうなのね」
「もちろん正しい方法で使った場合もテストする」
隼人は遥がテストしたOKが並ぶ部分を指差した。
「ここから先は、性格が悪い奴しか向いていない」
「あなたも性格が悪いの?」
「そうだ」
ニヤッと笑う黒豹のような男は、次はここに30文字入力しろと指示を出す。
「名前が30文字の人なんて」
「海外だったらいるかもしれないぞ」
言われてみれば確かにいるかもしれない。
日本に住んでいるのは日本人だけではないから。
遥は適当にあいうえお……と30文字打ってみる。
次へボタンを押すと、アプリはまた消えてしまった。