愛しい君よ〜俺達の恋〜
「ふーん…聴いたことないと思うけど」



「だよねぇ、この間さぁ、オペ室のナースの子がファンらしくてさ、休憩室でかけててね…」




「ふーん…」



亜子の説明にあんまり興味がないが、一瞬我を忘れて見入ってしまったこのバンドが少し気になる。






やがて信号が青に変わり、周りの足並みに皆それぞれが気付いて歩き出した。




「何て言ってたっけなぁ…ブルー…?えぇっと…」



ほら、行くぞと亜子を促すと思い出しそうで出せないのか歩く速度が異様に遅い。




「亜子、ほら…」



信号が点滅しだしたのを見て俺は亜子の手を取って歩いた。




「あ、そうそう、カイ…」



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