私の人生を変えてくれた人 番外編2

「……………別に呆れてる訳じゃない
 生徒一人すらまともに向き合えない、俺自身に腹が立ってるだけ」

「先生と話すつもりないから!!
 早く下ろして!」

「…………………記憶無くす前の俺だったら、話すつもりあった?」

「前の先生はあんなことしないから!!」

「やっぱり俺のせいじゃん」

「だから先生のせいじゃないの!
 私が悪いの!!
 先生は無関係なんだから放っておいて!」

「………俺を探してたんじゃねぇのかよ」

「…………………」

「……石橋先生が、お前が俺の名前呟いて保健室出て行ったって
 心配だから探して欲しいって言われて、見つけたら案の定これだよ」

「…………なんでここに来たの
 今の先生じゃ私がどこにいるかなんて、分かるわけないじゃん
 それに屋上なんて、立ち入り禁止の場所だし」

「……………分かんねぇけどさ、なんかここにいる気がしたんだよ
 体が覚えてたのかなー」

「…………下ろして、一人にして」

「どっちも却下
 諦めろよ」

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