私の人生を変えてくれた人 番外編2

「…………………」

「………俺は俺だ
 君たちが望んでる前の俺に戻れるかは分からない
 俺は俺なりに頑張る
 だから今の俺も見てくれよ
 俺は、大切だと思ったことは言うし、曲げるつもりもない
 それが君に取って大切なことだから」

「…………先生は先生だよ
 記憶があろうがなかろうが」

「………………」

「だから、私のことは放っておいてください
 学校も部活も、休まずに行きます
 給食も頑張って食べるけど、あの量は流石に無理です」

「あれくらい食べろ
 それは譲れない」

「…………徐々に増やします
 一気には食べれる量なんて増えません」

「…………じゃあ1週間
 1週間後からはあの量を完食してもらう」

「…………わかりました
 ありがとうございます」

「あぁ」

「それと……………あまりみんながいる前で私を怒らないでください
 怒るなら呼び出して、みんなが見てないところで怒ってください」

「どうして?」

「先生のためです」

「俺のため…?」

「…………前に一度、少し学級崩壊しかけたので
 あまりみんながいる前で、喧嘩を売るようなことはしないでください
 さっきみたいなのもやめてください」

「学級崩壊って…………君が原因なの?
 君って、正直クラスで目立つタイプでもないよね?」

「……………まぁ私が原因ですね
 とにかく、学級崩壊させたくなかったら、私を怒る場面を少し気にしてください
 それだけでもだいぶ変わるので」

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