あなたは狂っている
琴美は役員室の受付に向かった。

「霧生副社長は本日は終日、外出されています」

受付嬢が淡々と答えた。

「いつお戻りですか?」
「未定です」

琴美は、歯がゆかった。

琴美は自分のデスクに戻ったが落ち着かない。
仕事が手につかない。

(私は断ったのに、なぜ、母を助けたの?)

琴美の頭は混乱していた。
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