ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「メルダさん、お店を留守にしても大丈夫な日を書き出して、明日くらいに青弓亭に届けてくれるかにゃ? わたしが王宮と連絡を取るにゃん」

 エリナの周りには常に警備のための諜報部員がうろついているので、こういう時にとても便利なのだ。ちなみに、ミメットやコレットも遠慮なくばんばん使っている。

「それは助かるわ。後で書くわね」

「お願いします。あとね、内緒の相談があるにゃんよ」

 メルダは「あら、なにかしら」と腰をかがめて、子猫の可愛い内緒話を聞いた。そして、両手で口を覆って驚きの叫びをこらえた。
 フランセス王太子のところに婚約者がやってきて婚約が発表されたら、記念のケーキを作りメルダの店で売り出して欲しい、という話だったからだ。

「えっ、わたしの店が? そんな大役を、ええっ?」
 
「これは極秘情報だから、絶対に内緒でよろしくにゃん」

「わかったわ、なにがあっても絶対に秘密にする!」

 メルダは真剣な顔で約束した。
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