ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
 肉屋からは注文した通りの薄切り肉が届いていたので、エリナは醤油と酒で下味をつけると野菜の準備に取り掛かる。

「基本的に、野菜は大きさや形を揃えて切るにゃんよ。見た目もいいし、火の通りも均一になるからにゃ。生姜は薄く切ってから千切りに、ニンニクは薄切りにするにゃ」

 玉ねぎ、にんじんを千切りにして、同じくらいの長さにニラも切る。

「今夜のメインは、準備を済ませてしまえば手早くできるから、後で合わせ調味料も作るにゃんね」

「合わせ調味料があると、誰が作っても同じ味になるから、便利ですぅ」

「そうそう、同じ料理をたくさん作る必要がある定食屋には欠かせないね」

 コレットとミメットが頷きあった。

「あとは、フライパンに油を入れてからニンニクと生姜をさっと炒めて、肉を入れて軽く火を通し、そこに野菜を入れて炒めて合わせ調味料を回しかけ、味が馴染んだら出来上がりにゃん。強火でシャキッと仕上げるのがコツだけど……コレットちゃん、やってみる?」

「はい、やりたいですぅ」

 樹木の精霊であるせいか、最初は火の扱いを怖がっていたコレットだが、今では強火の炒め物も大の得意になるほど火を使いこなせるようになっていた。
 
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