ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「仕掛けておいたご飯も炊けましたし、そろそろ腕を振いますぅ」

「よおし、任せたよコレット!」

「コレットちゃん、かっこいいにゃん!」

 猫ふたりに景気付けの掛け声をかけてもらったコレットは、「むふうん!」と鼻息を荒くした。エリナが説明した通り、油を熱したフライパンで手際よく調理していく。

「これは、なんといういい香りだ。まさに食欲をそそってくるぞ」

 こんがりと炒まったニンニクからは、暴力的と言っていいほどの鮮烈な香りが立っている。生姜も入り、肉、そして野菜を手早く炒めると、合わせ調味料を回しかけてジュワッといい音をさせた。
 強火であおった調味料が煮詰まって、肉に照りが出たところでお皿に盛りつける。
 かなりの量ができたが、健啖家の獣人はもちろん、精霊代表のコレットもドリュアド界で一番じゃないかと思うくらいの食いしん坊なので、問題ない。

 まかないの昼食なので、この一品とデザートの甘酸っぱいオレンジ、りんごが今日の献立だ。
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