これはもはや事故です!
磯崎は美羽の手からカップを受け取り、静かに目を覗き込む。
その切れ長の瞳は、怒っているわけでも、呆れているわけでもない。
ただ……決めている、そんな風に感じた。
「足、これ以上悪化させたくないんだ。ベッドで横になった方がいい」
「で、でも……!」
「大丈夫。俺は何もしない。絶対に」
その低い声に、心臓がまた跳ねた。
でも、まだ迷っていた。
怖くないわけじゃない。
(どうしよう……このまま甘えていいの……?でも……痛いし、眠れそうにないし……)
とまどい続ける美羽の耳に、磯崎の声が聞こえた。
「……ごめん。もう少し強引に行く」
「えっ?」
次の瞬間、美羽の体がふわりと浮いた。
「きゃっ」
気づけば、また磯崎の腕の中だった。
「ちょ、ちょっと……! おろして……!」
「暴れたら落ちるよ。危ない」
淡々とした声なのに、まるで恋人みたいにしっかり抱きしめられている感覚に美羽の胸の奥が変な音を立てた。
(反則すぎる。うそ……だめ……心臓が……!)
深夜の静かな廊下を、磯崎の足音だけが響く。
扉が開き、ほんのり暗い寝室へ。
(ひゃ〜!)
その切れ長の瞳は、怒っているわけでも、呆れているわけでもない。
ただ……決めている、そんな風に感じた。
「足、これ以上悪化させたくないんだ。ベッドで横になった方がいい」
「で、でも……!」
「大丈夫。俺は何もしない。絶対に」
その低い声に、心臓がまた跳ねた。
でも、まだ迷っていた。
怖くないわけじゃない。
(どうしよう……このまま甘えていいの……?でも……痛いし、眠れそうにないし……)
とまどい続ける美羽の耳に、磯崎の声が聞こえた。
「……ごめん。もう少し強引に行く」
「えっ?」
次の瞬間、美羽の体がふわりと浮いた。
「きゃっ」
気づけば、また磯崎の腕の中だった。
「ちょ、ちょっと……! おろして……!」
「暴れたら落ちるよ。危ない」
淡々とした声なのに、まるで恋人みたいにしっかり抱きしめられている感覚に美羽の胸の奥が変な音を立てた。
(反則すぎる。うそ……だめ……心臓が……!)
深夜の静かな廊下を、磯崎の足音だけが響く。
扉が開き、ほんのり暗い寝室へ。
(ひゃ〜!)