夫のいない間に
 一睡も出来なかった。

 五月の朝はまだまだ寒い。
 リビングのソファーで毛布にくるまり、うずくまっていると、テーブルのスマホにメール受信の音。

 【度々、ごめん。近いうちに会えない?】


 悟くんからだった。
 この前、メールに返信していなかったのにも関わらずまた送ってきた。
 私を切って、結婚して幸せな生活を送ってるんじゃないの?
 それとも、何か、あった?
 ボンヤリしたまま、とうとう返信してしまった。





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