あの人に会いにいく。
「やっば……!」
人混みの中、そんなの気にせず手を伸ばす。唯一の手掛かりとなる音だけを頼りに__やっと、紗倉から貰った御守りの鈴を取り戻せた。
だけど、周りを何も気にしていなかったせいで、いつの間にか青信号は赤へと切り替わっていたらしい。
気がつくと車のライトに照らされ、止まないクラクションが鳴らされていた。
信号待ちをしていた歩行者が私を訝しげに見つめている。そんな数々の視線と、微かな声が今すぐにでも動かなければならない体を硬直させた。
どうしよう……。動かなきゃダメなのに。
人混みの中、そんなの気にせず手を伸ばす。唯一の手掛かりとなる音だけを頼りに__やっと、紗倉から貰った御守りの鈴を取り戻せた。
だけど、周りを何も気にしていなかったせいで、いつの間にか青信号は赤へと切り替わっていたらしい。
気がつくと車のライトに照らされ、止まないクラクションが鳴らされていた。
信号待ちをしていた歩行者が私を訝しげに見つめている。そんな数々の視線と、微かな声が今すぐにでも動かなければならない体を硬直させた。
どうしよう……。動かなきゃダメなのに。