一夜だけの恋も、重い愛もいりません。〜添乗員しづの恋
「いやー、ごめんごめん! ナイスタイミングだったなー」
吐いてスッキリした南条さんを、岡田が男子トイレへ連れていき、吐いたものを私が女子トイレで片付けた。
ナイスタイミング?
いやいや。始めっから岡田が男子トイレへ南条さんを連れて行けば良かったんじゃないの?
手を洗いながら、ふと洗面鏡を見ると、首筋に小さな傷があった。
さっき、ネームプレートで切ったやつだ。
『何が派遣添乗員だ、派遣風俗の間違いだろ? お前はデリヘルの女と何も変わらないよ!』
『せっかく、お前みたいな枯れた女でも抱いてやろうと思ったのに!』
思い出した美隆の言葉が、ズキズキくる。
………岡田が呼び戻してくれなかったら、きっと、もっと傷は深くなっていた。
あの人には、最後まで頭が上がらない。
吐いてスッキリした南条さんを、岡田が男子トイレへ連れていき、吐いたものを私が女子トイレで片付けた。
ナイスタイミング?
いやいや。始めっから岡田が男子トイレへ南条さんを連れて行けば良かったんじゃないの?
手を洗いながら、ふと洗面鏡を見ると、首筋に小さな傷があった。
さっき、ネームプレートで切ったやつだ。
『何が派遣添乗員だ、派遣風俗の間違いだろ? お前はデリヘルの女と何も変わらないよ!』
『せっかく、お前みたいな枯れた女でも抱いてやろうと思ったのに!』
思い出した美隆の言葉が、ズキズキくる。
………岡田が呼び戻してくれなかったら、きっと、もっと傷は深くなっていた。
あの人には、最後まで頭が上がらない。