一夜だけの恋も、重い愛もいりません。〜添乗員しづの恋
何でも、赤石さんが入院したあと、彼女の座っていたバスのシートに忘れ物があったらしい。
それもあって、岡田がツアー終了前に病院に電話をすると、赤石さんはそこでの緊急手術を免れ、地元の病院で受ける段取りになったそう。
「赤石婆さんからは、往復旅費は貰っているのを理由に社用車での迎えを会社に申請したんだけど」
「許可されなかったんですよね?」
団体での片道と、岡田の往復旅費と比べてしまえば、許可はおりないはずだ。
「そう。だからプライベート。けど、一人で行くと勘違いされそうだから」
「え? どんな?」
「俺が婆さんに気があるって」
思わず吹いた。
「そうですね、女なら勘違いしますね!」
それでも、宮崎まで行くなんて。
いくらイイ人でも、ここまでやるだろうか。
本当に不思議な人。
それもあって、岡田がツアー終了前に病院に電話をすると、赤石さんはそこでの緊急手術を免れ、地元の病院で受ける段取りになったそう。
「赤石婆さんからは、往復旅費は貰っているのを理由に社用車での迎えを会社に申請したんだけど」
「許可されなかったんですよね?」
団体での片道と、岡田の往復旅費と比べてしまえば、許可はおりないはずだ。
「そう。だからプライベート。けど、一人で行くと勘違いされそうだから」
「え? どんな?」
「俺が婆さんに気があるって」
思わず吹いた。
「そうですね、女なら勘違いしますね!」
それでも、宮崎まで行くなんて。
いくらイイ人でも、ここまでやるだろうか。
本当に不思議な人。