一夜だけの恋も、重い愛もいりません。〜添乗員しづの恋
 そんな有名人が、俺みたいな素人のガキへ仕事を斡旋する代わりに、プライベートで付き合ってくれと頼んできた。
 
 業界では、一般人の美少年好きで有名なのだとか。
 (……俺はもう、少年じゃないのだが)
 
 美人ではあるけれど、好みじゃないし、何よりこんな年上の女とは付き合ったことがない。
 
 少しばかり悩んだけれど……。
 
 
「お互いに楽しめたらいいですね」
 
 この世界で勝ち残るために、俺は英子と会い始めた。



 





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