ピリオド
スーパーに向かって歩く。すると、聞いたことのある笑い声が聞こえた気がして足を止めた。首を動かして声のした方を見る。
「えっ……」
旅行代理店の前で男性の腕に女性が抱き付いている。その女性は恭子さんだった。そして彼女が抱き付いているのはーーー総司さんだった。
恭子さんは楽しげに何かを話している。総司さんはそれを熱心に聞いているように見える。何も感じないはずだった。でも、心がスッと冷たくなっていくのがわかる。
(ああ、そういうこと。総司さんは恭子さんとそういう関係だったんだ。ダブル不倫じゃん)
恭子さんは女の私から見てもスタイルが良くて美人だ。そういう関係になっても不思議じゃない。頭の中にジョンさんが浮かぶ。私が好きなのは、総司さんじゃなくてジョンさん。
「叶わない恋ほど、燃え上がるから」
そう呟いた声は震えていた。
「えっ……」
旅行代理店の前で男性の腕に女性が抱き付いている。その女性は恭子さんだった。そして彼女が抱き付いているのはーーー総司さんだった。
恭子さんは楽しげに何かを話している。総司さんはそれを熱心に聞いているように見える。何も感じないはずだった。でも、心がスッと冷たくなっていくのがわかる。
(ああ、そういうこと。総司さんは恭子さんとそういう関係だったんだ。ダブル不倫じゃん)
恭子さんは女の私から見てもスタイルが良くて美人だ。そういう関係になっても不思議じゃない。頭の中にジョンさんが浮かぶ。私が好きなのは、総司さんじゃなくてジョンさん。
「叶わない恋ほど、燃え上がるから」
そう呟いた声は震えていた。