ピリオド
少しずつ変わっていく(心春side)
新婚旅行から三週間ほどが経った。私と総司さんの関係は変わった気がする。総司さんはあの日から、私にアプローチをするようになった。
『心春さん、これおいしいらしいですよ。一緒に食べましょう』
『これ、心春さんに似合いそうだなって思って買ってしまいました。よかったらつけてくれませんか?』
『心春さん、この花よかったらもらってくれませんか?』
私を振り向かせようとプレゼントをくれたり、家事を今まで以上に積極的にしてくれる。好意を向けられるのは素直に嬉しい。でも、心のどこかでモヤモヤしたものがある。
(恭子さんとはどういう関係なの?)
必死なアプローチは恭子さんとの関係を誤魔化すためなんじゃないかと思えてしまう。私は嫌な女だ。ジョンさんへの気持ちは今まで気付かないフリをして、総司さんからの好意を疑って……。
「心春さん!お久しぶりです〜」
スーパーで品物を見ていると恭子さんに声をかけられた。相変わらず可愛らしい服を着ている。
「恭子さん、お久しぶりです」
私の隣に恭子さんが並ぶ。
「新婚旅行行ったんですよね。どちらへ行かれたんですか?」
「箱根です」
「箱根!?近場すぎません!?最低でもハワイくらいは行くでしょう!?」
『心春さん、これおいしいらしいですよ。一緒に食べましょう』
『これ、心春さんに似合いそうだなって思って買ってしまいました。よかったらつけてくれませんか?』
『心春さん、この花よかったらもらってくれませんか?』
私を振り向かせようとプレゼントをくれたり、家事を今まで以上に積極的にしてくれる。好意を向けられるのは素直に嬉しい。でも、心のどこかでモヤモヤしたものがある。
(恭子さんとはどういう関係なの?)
必死なアプローチは恭子さんとの関係を誤魔化すためなんじゃないかと思えてしまう。私は嫌な女だ。ジョンさんへの気持ちは今まで気付かないフリをして、総司さんからの好意を疑って……。
「心春さん!お久しぶりです〜」
スーパーで品物を見ていると恭子さんに声をかけられた。相変わらず可愛らしい服を着ている。
「恭子さん、お久しぶりです」
私の隣に恭子さんが並ぶ。
「新婚旅行行ったんですよね。どちらへ行かれたんですか?」
「箱根です」
「箱根!?近場すぎません!?最低でもハワイくらいは行くでしょう!?」