ハチャメチャ☆☆ゆうえんち男子

 死神がでっかいカマを持って現れたらどうしよう。

 僕はこれからも司会をやりたいんです、見逃してください、そう言いながら土下座をしなきゃじゃん。

 破壊神の手からビームが出て、地球ドカン!

 ……もうイヤ、怖すぎる、考えるのはよそう。


「彼らが妖精だって知ってるのは、俺とマイクだけだ。絶対誰にも言うなよ」


 社長にお願いされ、脳内パニックのままとりあえずコクリ。


「マイクに一人ずつ自己紹介!」


 パンパンと手を叩いた音が部屋に響くと、5人はしぶしぶ一列に並びだした。

 みんな人間にしか見えない。
 
 国宝級の美しいお顔をおもちなところは、妖精なのかもと思えてしまう。

 さっきまで一番怒鳴っていた男子が、赤メッシュの入った黒髪をかきあげながら面倒くさそうに口を開いた。

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