ハチャメチャ☆☆ゆうえんち男子
僕はまだ信じられない。
焦った目玉が、カメレオンみたいにグルグル回ってしまう。
「おまえらマイクに疑われてるぞ。本物の妖精だってとこ見せてやれ」
「俺だって妖精の姿に戻りたいんだけど!」
「社長に正体を知られてから、私たち5人とも妖精に戻れなくなったんですが!」
眉を吊り上げ、語気を強めた黒髪赤メッシュくんと緑髪メガネくん。
他3人のイケメンにも睨まれ「ああそうだったな、悪い悪い」と社長は頭をかいている。
「え、本物? ええっ?」
「マイクが戸惑うのも無理はないか。虫にしてはデカいのが飛んでるなと思ったら、手乗りサイズのこいつらで。羽も生えてたんだぞ。誰だってうわって驚くじゃん。こいつらを手ではたき落としそうになったし。アハハ」
いやいや社長、笑ってる場合じゃなくないですか?
妖精が人間になった?
そもそもこの世に妖精なんて存在するの?
この話が本当なら、お化けやゾンビが実在しててもおかしくないってことになっちゃうよ。