ハチャメチャ☆☆ゆうえんち男子

「幽霊なのにランドセルを背負えるってなんでやねん! 体が透けてるんじゃないんかい! ランドセル落ちないんかい!」


 お笑い芸人になりきって、ユウくんのお腹に手の甲を当ててみた。


「面白くない……残念……0点……さようなら……」


 冷たい目のユウくんにがっかりされて、シュンと僕の肩がさがる。


 そんな僕の前に、一人の男の子が優雅に歩いてきた。

 金色の髪に青い瞳。

 真っ白なタキシードが、麗しいお顔に似合うこと似合うこと。


 海外の王子様に見えるけれど、行動がおかしいような。

 なんで今、僕の目の前で無駄にターンしたの? 

 真っ赤なバラを口にくわえているけれど、どこから出した?

 金髪の男の子は僕の肩にひじをのせ、くわえていたバラを手に持ち僕の顔の前に。


「僕はメリーゴーランドの妖精、メリー。このバラを君にプレゼントするね」

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