ヤンデレ腹黒な仮面作家は激重な執着溺愛を隠さない
紀香は月見猫千夜の名誉を傷付けているが、本当の目的は耀理を傷つけることだろう。充分に炎上させてから耀理の実名をさらすのかもしれない。
だが、ずるい紀香なら、名前をさらさずにこのまま炎上させ続けるかもしれない。
「ひっど! 店のアカウントで乗っ取りをさらしたい!」
「それはダメだよ」
「そうだけど!」
美帆の怒る様子に、なんだかそれだけで癒される心地だった。
「たぶん、知ってる人からの乗っ取りだから。犯罪グループに乗っ取られて変なDMをばらまかれるよりマシだと思ってる」
「ポジティブ~。私、そんなの無理。すぐ警察に行っちゃう」
「アカウントの乗っ取りで警察は無理かなあ」
思ってから、もしあのアカウントで犯罪予告をされたらと思い、ぞっとする。さすがにそこまではしないと思うけれど。そうなったら本当に警察沙汰だ。
彼にもアカウントの乗っ取りを知らせたが、返事はなかった。
忙しいのだろうと思い、仕事を終えて帰宅してからまた一言投稿サイトを見て驚愕した。 乗っ取られたアカウントは、ペットカメラから見た彼の映像を投稿している。
彼はペットカメラのアプリとパスコードを一緒にDMで送って来ていた。だから紀香もアクセスできたのだろう。そうして自分が彼と親しいのだとアピールするためにこの画像をアップしたのだ。
『私に会うために加古屋書店にバイトとして来るほどの彼の執筆姿です☆』
書店で働いていたことまでばらされた。
コメント欄には、『月見猫さまのお姿尊い!』『画角がおかしい。盗撮か?』『人の映像を勝手にアップしていいの?』など、入り乱れている。
耀理は慌てて自分のスマホでアプリのペットカメラにアクセスするが、パスコード画面で弾かれた。
「パスコード、変えたのね」
ほっとしてつぶやきがもれた。
だが、ずるい紀香なら、名前をさらさずにこのまま炎上させ続けるかもしれない。
「ひっど! 店のアカウントで乗っ取りをさらしたい!」
「それはダメだよ」
「そうだけど!」
美帆の怒る様子に、なんだかそれだけで癒される心地だった。
「たぶん、知ってる人からの乗っ取りだから。犯罪グループに乗っ取られて変なDMをばらまかれるよりマシだと思ってる」
「ポジティブ~。私、そんなの無理。すぐ警察に行っちゃう」
「アカウントの乗っ取りで警察は無理かなあ」
思ってから、もしあのアカウントで犯罪予告をされたらと思い、ぞっとする。さすがにそこまではしないと思うけれど。そうなったら本当に警察沙汰だ。
彼にもアカウントの乗っ取りを知らせたが、返事はなかった。
忙しいのだろうと思い、仕事を終えて帰宅してからまた一言投稿サイトを見て驚愕した。 乗っ取られたアカウントは、ペットカメラから見た彼の映像を投稿している。
彼はペットカメラのアプリとパスコードを一緒にDMで送って来ていた。だから紀香もアクセスできたのだろう。そうして自分が彼と親しいのだとアピールするためにこの画像をアップしたのだ。
『私に会うために加古屋書店にバイトとして来るほどの彼の執筆姿です☆』
書店で働いていたことまでばらされた。
コメント欄には、『月見猫さまのお姿尊い!』『画角がおかしい。盗撮か?』『人の映像を勝手にアップしていいの?』など、入り乱れている。
耀理は慌てて自分のスマホでアプリのペットカメラにアクセスするが、パスコード画面で弾かれた。
「パスコード、変えたのね」
ほっとしてつぶやきがもれた。