ヤンデレ腹黒な仮面作家は激重な執着溺愛を隠さない
「月嶺さん!」
耀理は駆け寄って声をかける。ぐったりしていて、史弥は動かない。
「しっかりして! 早く救急車を」
「いらないよ」
声がして、がしっと腕を掴まれた。
「え!?」
耀理は目を見開いて手を掴んだ主を見た。
「捕まえた。もう絶対に逃がさない」
むくり、と史弥は起き上がり、にやあっと笑って耀理を見る。掴んだ耀理の手は離さない。
「お疲れさん、菊野っち」
「もう。言うこと聞いたんですから、ちゃんと原稿やってくださいよね」
弘道はむすっと両手を腰に手を当てて史弥に言う。
「わかってるって」
史弥の返事を聞いた弘道はドアを閉めて出ていった。
「どういうこと!?」
事態を飲み込めず、耀理は彼に戸惑いの目を向ける。
「それを言いたいのはこっち。なんでアカウント消したの?」
「どうしてって……」
「放っておいてって言ったのに、なにかやったよね?」
言われて、耀理は首をかしげる。
「もしかして、放っておいてっていうのは……」
「証拠を集めるために泳がせておいてほしかったんだけど、元のアカウントも消されて新アカウントも消えてて。なにかあったと思ったけど、書店に行ったら辞める前提で有休消化中って言われて。店長や店員の皆さんには怒られて。さんざんだった」
不貞腐れる彼に、耀理の目が点になる。
耀理は駆け寄って声をかける。ぐったりしていて、史弥は動かない。
「しっかりして! 早く救急車を」
「いらないよ」
声がして、がしっと腕を掴まれた。
「え!?」
耀理は目を見開いて手を掴んだ主を見た。
「捕まえた。もう絶対に逃がさない」
むくり、と史弥は起き上がり、にやあっと笑って耀理を見る。掴んだ耀理の手は離さない。
「お疲れさん、菊野っち」
「もう。言うこと聞いたんですから、ちゃんと原稿やってくださいよね」
弘道はむすっと両手を腰に手を当てて史弥に言う。
「わかってるって」
史弥の返事を聞いた弘道はドアを閉めて出ていった。
「どういうこと!?」
事態を飲み込めず、耀理は彼に戸惑いの目を向ける。
「それを言いたいのはこっち。なんでアカウント消したの?」
「どうしてって……」
「放っておいてって言ったのに、なにかやったよね?」
言われて、耀理は首をかしげる。
「もしかして、放っておいてっていうのは……」
「証拠を集めるために泳がせておいてほしかったんだけど、元のアカウントも消されて新アカウントも消えてて。なにかあったと思ったけど、書店に行ったら辞める前提で有休消化中って言われて。店長や店員の皆さんには怒られて。さんざんだった」
不貞腐れる彼に、耀理の目が点になる。