black night -闇照らす姫巫女と黒王子-
「3人ともイエーナ生誕祭には行くのかな?」
朝食も終わろうとしていた頃、国王様は私とルイお兄様、ティアを見ながら唐突に言った。
「僕とティアは別の予定があるから行くつもりはないけど、マリアは?」
ルイお兄様が私の方に視線を向ける。
「私は特に予定がないから行ってみようかな」
返事を聞いた国王様は微笑みながら言った。
「そうか。行くなら王族だとわからないように変装して行くんだよ」
「わかりました」
私はそう答えて広間を後にした。