腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
となると、あとはカラオケかファミレスくらいしかない…。

しかし、前回もカラオケだったので、今回もカラオケというのも味気ない。
ただ、長時間になる可能性も考慮するとなると、ここはファミレスの方がいいのかもしれない。

私一人では決められないので、あとは美咲くんが戻ってきてから聞いてみることにした。

それにしても今、美咲くんに聞きたいことがたくさんありすぎなのではないかと思われる。
それぐらい彼との仲が深まってきた証拠なのかもしれない。

だからこそ、もっと彼を知りたいと思っているのであろう。

「お待たせ。やっと終わったよ…」

土日ということもあり、レジは長蛇の列と化していた。
私が並んでいた時はそこまで混んでいなかったが、美咲くんが列に並び始めた頃からちょうど混み始めた。
たったほんの数分、並ぶ時間が違っただけで、ここまでも列に差ができるのであった。

「お疲れ様。あの列は凄かったね…」

「本当に尋常じゃなかった。
でも、店員さんの神対応により、思ったよりも早く終わったけどね」

確かに思ったよりも早く戻ってきた。
さすが乙女ロードの店員さんは格が違うぜ。

「だね。ねぇ、そろそろ休憩にしない?」

休憩という名の先程、美咲くんが購入していた同人誌のチェックでもある。

「いいよ。さすがに俺も探し疲れた…」

あれだけの量を購入していたら、そうであろう。
どうやら美咲くんも休憩を欲していたみたいで安心した。
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