腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「事情はよく分かりました。正直、性別を隠していたことに関しては軽くショックを受けましたが…。
別に性別が男性と分かったからといって、私はいきなり態度を変えたりはしないので、そこはご安心ください。
だって私達は魂を分かち合った友じゃないですか。
だから、私は今まで通り美咲くんとお話したいです。それでもいいですか?」

今まで一緒に過ごしてきた時間に嘘はない。ならば、この際だ。性別の壁なんて乗り越えてみせようじゃないの。
女性だとばかり思っていたため、最初は戸惑い、面食らったが…。
時間が経てば経つほど、美咲さんが男であることが、段々と気にならなくなってきた。
寧ろ美咲さんが物凄い美人さんでなかったことに、心の中でホッとしている自分がいた。

あれ?よく見たら美咲さん。めちゃくちゃイケメン…。
って、美咲さんじゃおかしいか。美咲くん…の方が良いのかな?
どんどん頭の中が混乱していき、平静を保てなくなっていた。
こんなことは初めてだ。きっと後にも先にも起こらないことであろう。
< 13 / 365 >

この作品をシェア

pagetop