腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
慣れてきたら協力して手分けしてやるのも一つの手だが、自分で購入しないため、間違って購入してしまうというリスクも伴う。
なるべくそれは避けて、自分で欲しい物を手に入れる方が懸命だ。

私は協力して購入したことはない。している人を見たことがあるだけだ。
楽しそうで羨ましいと思った。綾香と美咲くんとなら、そういったことができそうな気がする…。
今度、提案してみようかな。二人が嫌がったら止めておくことにしよう。

そうこうしているうちに、私は大方、欲しいものがゲットできたので、二人にメッセージで連絡してみた。

《茜:買い物終えました〜。お二人はどう?》

そういえば、綾香は今、どのエリアにいるのだろうか。
会場内に入れた瞬間、早々別々行動になってしまったため、どうしているのか状況が読めない。
まさか企業ブースとか?いや、あの口ぶりから察するに、綾香のことだから企業ブースには行ってなさそうだ。

仮に企業ブースに並びたいのであれば、綾香は朝から私達と別行動をしていたはずだ。
ということは多分、同人誌の方に用があるに違いない。
様子から察するに、かなり急いでいたように感じる。
ここは二人からのメッセージを気長に待ってみることにした。

…その数分後。スマホの着信音が鳴り、慌ててスマホの画面を見てみると、綾香からの返信が先に着ていた。
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