腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「あるある。それで飲みすぎちゃうことも…」

「あー…俺、今日は飲みすぎちゃうかもしんねーわ」

「あんたが酔っ払ったら、勝手に置いてくから。
茜が酔ったら、ちゃんと家まで送り届けるか、お家に連れ込んであげるからね」

「え?なんでこんなにも対応が違うの?酷くない?」

「そりゃ、あんたが男で、茜が女の子だからに決まってるじゃない」

「女尊男卑だ!せめて起こすくらいしてくれ」

「…はぁ。冗談に決まってるじゃない。普通に起こすわよ」

私はニコニコ黙って、二人の会話を聞いていた。
あまりにも二人の会話が面白かったので、話に入らずに、ずっと聞いていたいなと思った。

「は?んなこと冗談でも悲しいわ…。なんとか言ってやってくれよ、茜」

ここで私に話を振るとは思わず、動揺してしまった。

「え?あ、うーん……、私はちゃんと起こすし、置いていかないから安心してね?」

「…ここにも天然がいたわ。冗談って難しいわね」

「言っていい冗談と、ダメな冗談くらいあるだろう。
これを機にお前は少し反省しろ」

「え…あんたには言われたくない」

「…お前、覚えてろよ。美咲さんの怒りゲージが溜まったらどうなるか」
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