腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「正直なことを言うと、遊園地に一人で置き去りにされたのは辛かった。
告白して逃げられたから、完全にもう終わった…って思ったもん」

まさにその通りだ。私は何も否定することすらできない。

「でもその後、ちゃんと連絡がきたから、それで許した」

その言葉が聞けて安心したのと同時に、美咲くんが優しすぎて心配になった。
こんな簡単に許していいはずがない。もっと責められてもおかしくないことをした。
でも、それを怒らずに許せるくらい、私のことが好きだということも分かった。

「それに今日はちゃんと告白の答えを聞かせてくれるんだろう?」

もちろん、そのつもりできた。私の正直な気持ちを伝えるために…。

「うん。ちゃんと告白の返事をするつもりできました」

「それじゃ、ゆっくり話せる場所に移動しよう」

このままここで話すわけにはいかない。周りの視線も気になるし、いつまでもずっとここには居られない。

「そうだね。そうしよう」

なので、私達はちゃんとゆっくり話せる場所へと移動した。
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