腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「だから、茜が責任感を感じる必要なんてないからな。
俺は茜と一緒に居たいから、一緒に並ぶことを選んだ。
もし、本が優先なら、もう二度目のコミケだし、手分けして並ぶ方を選んでたと思う。
もう気にすんなよ。大丈夫だ。俺達なら欲しい本は全部、手に入れられるさ」

美咲くんにそう言ってもらえて、自分が勝手に責任感を感じていたことに気づかされた。
確かに美咲くんの言う通り、本当にそうしたいのであれば、そうしていたのかもしれない。
たられば話をしていても仕方ない。それを美咲くんから教わった。
だからもう、ネガティブなことは言わないし、考えない。
今日というこの日を思いっきり楽しむ。それが今日の醍醐味であるから。

「ごめん。あと、美咲くん。ありがとう。一番大事なことを忘れてたよ。
だから、もう気持ちを切り替えて、今から思いっきり楽しむ。
よし!絶対に手に入れるぞ!一冊だって取り逃さないんだからね」

「やっぱり茜は頼もしいな。それでこそ茜だよ」

そうかもしれない。私はヲタク関連のことについては、常に元気でパワフルに満ち溢れている。それが私。
そのことに気づかせてくれた美咲くんには、とても感謝している。
あともう少しでこの楽しい雰囲気を壊すところだった…。
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