腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
せっかくお宝を手に入れるためにやって来たというのに、いつまでも暗い気分でいるのは良くない。そんなの誰も耐えられないし、楽しめない。
それに私達なら、大丈夫な気がした。何の根拠もないけども、信じる気持ちが今は大事だと思ったからである。

「そうだね。私はこうでなくちゃね」

ここでなんとか気持ちを上手く切り替えることができた。あとはこの行列を乗り切るのみ…。

「よし!頑張りますか」

「頑張ろう」

改めてやる気を出し直し、この行列に並び続けることにした…。


           *


列に並び始めて、一時間が経過した…。
ようやくこの行列から解放され、お宝を手にすることができた。

お宝はまだまだたくさんあるため、今すぐにでも別のサークルの列に並ばなくてはならない。

当初の予定では、ここから先も一緒に並ぶ予定でいたが、最初に並んだサークルで思いの外、時間を使ってしまったため、せめてここからは別行動というのも一つの手だ。あとは美咲くんがどうしたいかである…。
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