腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「ありがとうございます。後でゆっくり読まさせて頂きますね」

「読んだら感想もよろしくね。今回は二次創作ではなく、オリジナルと商業で描いた漫画の同人誌なんだけど…」

同人誌でもちゃんとオリジナルを描いて勝負する姿に、やっぱり先輩は凄いなと感心させられた。

「そんな話聞いたら、今から読むのめちゃくちゃ楽しみなんですけど…」

「ふふ…。そう言ってもらえて何より。
でも、たまには久しぶりに二次創作を描いてみたいけど、プロになるとなかなか厳しい壁なのよね…」

そういえば、プロになってから二次創作の同人誌を描く人はあまりいない。
色々厳しいのであろう。いつか先輩がまた二次創作の同人誌も描けるようになることを願った。

「同人誌として出さなくてもいいので、今度、もしよければ個人的に描いたら見せてください」

「もちろん。茜には絶対に見せるよ」

先輩は昔から変わらない。いつもこうやって、私にお手本として背中を見せてくれる。
改めて先輩のこういうところが大好きだなと思った。
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