腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「ねぇ、この間のデートはどうだったの?」

どう…と言われても、普通に楽しく過ごして終わった。
ドキドキさせられるようなこともあったが、基本的には穏やかに一緒に過ごして、とても安心感があった。

「うーん…そうだな、一緒に居て、とても安心感みたいなのを感じたかな」

「それって…理想の恋人像じゃない?」

言われてみれば、そうかもしれない。美咲くんってもしかしたら、スパダリなのかもしれないと思った。

「確かにそうかも。背伸びする必要もないし…」

「ぴったりじゃん。二人共似た者同士だし」

私と美咲くんって、そんなに似ているのだろうか。ぴったりと言われて、少し気恥ずかしい…。
ぴったりかどうかは分からないけど、一番傍で見守ってくれている綾香にそう言われると、嬉しいような、まだ素直に受け止めきれない自分もいた。

「そうかな?もう…。恥ずかしいから止めてよ」

「はーい。もう止めます。あのさ、茜は誰かと一緒に年越すの?」

そういえば、お姉ちゃんが遊びに来るって言ってたような…。
ちなみに姉の名前は、佐伯 愛香(さえき あいか)
とりあえず、後でお姉ちゃんに確認してみよう。
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