腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「それはちゃんと分かってるんだけど、答えっていつ出せばいいの?」

「そんなの自分のタイミング次第でしょ。向こうが言ってくれるのを待つだけじゃダメよ。
まぁ、茜はこういったことに積極的ではないし、鈍感だし、向こうもそれを分かってくれてると思うから、答えが欲しいって思ったら、向こうから聞いてくると思う。
その時、茜がどう答えを出すのかが大事だと思うよ」

いつか美咲くんの方から答えを求めてくる時がやってくる。
その時までに自分の気持ちがちゃんと固まっているかどうかが大事である。

「お姉ちゃんの言う通りだと思う。まだ上手く言えないけど、少しずつ自分の気持ちと向き合えているような気がする。
この気持ちは何となくだけども、何ていう名前なのかは分かってる。
だからもし、次に自分の気持ちを問われた時は、ちゃんと答えられると思う」

「そっか。頑張ってね、茜」

「ありがとう、お姉ちゃん」

それ以降、お姉ちゃんがこの話題に触れてくることはなかった。
数時間くらいアニメや漫画、ゲームトークに花が咲いた。
時間がやってきてしまったため、解散することになった…。

「それじゃ、また近々遊びに来るね」

「分かった。また遊びに来て」

「これからデートなんでしょ?頑張ってね」

お姉ちゃんは最後に爆弾を投下して去った。確かにデートだ。頑張ってと言われても…。
まだ少し時間があるので、オシャレして行くために、準備することにした。
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