腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「それにしても寒いな。茜はちゃんと手袋してるか?」
私は手袋をしない派だ。電車の中で携帯を弄るのに、邪魔だからである。
スマホに反応する手袋もあるが、殆ど反応しないため、手袋をしなくなった。
「手袋はしてないよ。スマホが弄れなくて困るから」
「手出して。空いてる方の手を…」
手を繋いでいない方の手を美咲くんに差し出した。
すると、私の手に美咲くんの手袋を嵌めてくれた。
「こっちの手は…ちょっとごめんね」
繋いでいる方の手は、美咲くんのコートのポケットの中に…。
こんなの少女漫画とか、乙女ゲームとか、BLでしか見たことない。
現実でこんなことする人なんて初めてだ。それが似合う人も…。
「嫌だったら言ってな?無理矢理ごめん」
「嫌じゃないから、暫くこのままで大丈夫だよ。それに手が寒くないから、今のままの方が私的には良いというか…」
「それなら良かった。俺的にも茜とくっつくことができて嬉しい」
何故、この男はキュンキュンさせることが、こんなにも上手いのだろうか。絶対に手慣れている。
見た目を差し引いても、中身的にも気遣いがちゃんとできて、優しくて、物腰が柔らかくて。
こんな人、誰も放っておくはずがない。そんな人に自分が好かれていて、年越しデートをしているこの状況がなんだかとても不思議で。
この一年、あっという間で、激動の年だったな…と思った。
私は手袋をしない派だ。電車の中で携帯を弄るのに、邪魔だからである。
スマホに反応する手袋もあるが、殆ど反応しないため、手袋をしなくなった。
「手袋はしてないよ。スマホが弄れなくて困るから」
「手出して。空いてる方の手を…」
手を繋いでいない方の手を美咲くんに差し出した。
すると、私の手に美咲くんの手袋を嵌めてくれた。
「こっちの手は…ちょっとごめんね」
繋いでいる方の手は、美咲くんのコートのポケットの中に…。
こんなの少女漫画とか、乙女ゲームとか、BLでしか見たことない。
現実でこんなことする人なんて初めてだ。それが似合う人も…。
「嫌だったら言ってな?無理矢理ごめん」
「嫌じゃないから、暫くこのままで大丈夫だよ。それに手が寒くないから、今のままの方が私的には良いというか…」
「それなら良かった。俺的にも茜とくっつくことができて嬉しい」
何故、この男はキュンキュンさせることが、こんなにも上手いのだろうか。絶対に手慣れている。
見た目を差し引いても、中身的にも気遣いがちゃんとできて、優しくて、物腰が柔らかくて。
こんな人、誰も放っておくはずがない。そんな人に自分が好かれていて、年越しデートをしているこの状況がなんだかとても不思議で。
この一年、あっという間で、激動の年だったな…と思った。