腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「確かに…。私もこの時期以外だと基本、飲まないかな…」

「俺も飲まないかな。これも年一の楽しみということで」

それも一つの楽しみ方なのかもしれない。年に一度楽しめるからこそ、より美味しく感じることもあるということで。

「お正月といえば、日本酒も飲むけど、日本酒だけは時期とか関係なしに飲むよね」

「確かに。日本酒は時期とか関係なしに、いつでも飲むかも…。夏に飲む冷酒も美味しいよな」

「分かる。冬は熱燗で飲むのが美味しいよね」

「熱燗もいいよな。もうちょっとさっきのお店に居れば良かったかもな。
そうだ!今度、飲みに行く?日本酒が美味しいお店に…」

とても魅力的な提案だ。その提案に乗りたい。
そう思ったのと同時に、美咲くんはそういったお店を知っているんだなと思った。

「是非、行ってみたいな。美咲くんは普段、よく飲みに行くの?」

「昔はよく行ってたかな。それこそ学生の頃に友達と。
最近はあまり友達に会えてないから、そういったお店に行く機会は減ったかな。
それでもたまに仕事でストレスが溜まったりすると、飲みに行ったりはするけど」

自分のご褒美は人それぞれ違う。美咲くんはちょっとしたご褒美が、お酒ということなのであろう。
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