腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「ふぅ…。準備万端。あとは始まるのみ」

綾香はペンライトを二本に、リングライトを全部の指に嵌めていた。
ちなみに全部の指に理人様のリングライトを…。
私はペンライトは綾香と同様で、リングライトは気になる子のを何個か…。
慧斗様だけ二個付けている。さり気ない推しアピールである。

ちなみに美咲くんは、ペンライトを二本に、リングライトを二つ…。
綾香と同様、推しだけといった形だが、主張はそこまで激しくない。控えめなヲタクといった印象だ。
本当は他の子達も連れてきたかったみたいだが、荷物が増えると大変なため、敢えて置いてきたみたいだ。

周りを見渡してみると、色んなヲタクがいるなと思った。
人それぞれ応援の仕方は様々で、その個性を活かせるのが、こういったイベントの場だ。
私はこういった景色を見れるのが、イベントの醍醐味であり、私なりの楽しみ方でもある。

「お前は本当にすげーよな。推しにかける情熱が…」

「無理なくお金をかけるタイプなんで。推しに命をかけないと、私はヲタクとしてやっていけない」
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